5月2~4日の3日間、ハッカソン「TwoGate DevCamp 2020 Spring」を開催しました!
今日はこのハッカソンをレポートしていきます。
TwoGate DevCamp 2020 Springとは?
株式会社TwoGateが開催する、”高専生限定”の3日間の集中ハッカソン型インターンです。当初は都内で開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの開催となりました。
株式会社TwoGateとは?
株式会社TwoGateは、社員のほとんどが高専出身のエンジニアで構成されており、高い技術力、開発力、チーム力が売りの会社です。アプリやシステム開発を強みとして、ビジネスを成功させるために、作って終わりにしない、突き抜けるまで作り続けるがモットーの、エンジニアカンパニーです。
現在、フルリモートでの学生インターン生も募集しているので、気になった方はこちらからどうぞ!
スケジュール
スケジュールは以下のように実施しました。
5/1 0日目
前夜祭
ハッカソン開始の前日、自由参加で前夜祭を開催しました!
内容は、TwoGateの会社概要や技術の説明会を行いました。
5/2 1日目
開会式
午前10時、ハッカソンがスタートし、開会式が執り行われました。
開会式では全員の自己紹介や、ハッカソンの詳細説明がありました。
開会式が終わるとすぐに、チームでの開発に取り掛かります。
5/3 2日目
2日目は丸一日、開発に時間を使います。
各チームが昨日出したアイデアに沿って、開発を行います。
各チームにメンターがついているので、技術的なサポートは完璧です。短期間でのハッカソンなので、わからないことがあれば、すぐにメンターが対応して解決に導きます。
5/4 最終日
早くも最終日です。午後2時から最終発表会があり、ここで最優秀賞が決まります。
各チームが開発したサービスは以下の通りです。
各チームの開発プロダクト
Aチーム「Daily Game」
コロナの影響で生活リズムが崩壊していて、元のリズムになんとしてでも戻したい人を対象にした、タスクが完了しないと罰ゲームが執行されてしまうサービスです。
ToDoにタスクを設定し、そのタスクが完了すればなんともないのですが、タスクを完了できなかった場合、Twitterの表示名が「自分の言ったことすら守れないカス」に勝手に変更されてしまい、さらにツイートまでされてしまうといった罰が与えられます。
Bチーム「あつまれ!小説の森」
ユーザーが自由にテーマを投稿でき、そのテーマに沿ってリレー小説を書くことができるサービスです。ユーザーは、「誰が」「どこで」「何をした」というテーマを投稿できます。また、小説を書くときには、他のユーザーが投稿したテーマがランダムで選ばれて、それにそって小説を書くことができます。しかし、その小説は一人で完成するものではなく、リレー形式で、他のユーザーが続きを書くことができます。
Cチーム「WAST」
WASTはWork(ワーク)Advice(アドバイス)Share(共有)Task(タスク)の頭文字を取った言葉です。
自粛生活が続く中で、「宿題でわからないところがあるのに聞けない」「みんなの課題の進捗具合がわからない」といった問題が発生している現状があります。
WASTは、クラスや部活動といった複数人で構成されるチームの中で、タスクや仕事を共有できるサービスです。
他のメンバーの進捗具合がわかる「タイムライン機能」と、提出物等のタスクを把握できる「タスク一覧機能」の二つで構成されています。
Dチーム「New Album」
思い出の写真を、相手と共有・編集できるサービスです。
コロナ自粛の影響で、人とのつながりが薄くなってしまう懸念があります。そこで共有の思い出写真を見ることで、「Weトーク」ができるようになります。
Eチーム「スキトーク」
自粛生活が続き、さみしくなってしまっている人や、スキを共有できる人が周りにいない人を対象にした、オンライントークルームを作成したり参加できるサービスです。
ユーザーは、話したいことをテーマにルームを作成したり、興味のあるルームに参加することで、そのテーマについて話すことができます。
最優秀賞は、Bチームの「集まれ!小説の森」でした。最優秀賞には賞品として、全員にiPhone11が贈られました。また参加者全員に参加賞として、希望の技術書を一冊プレゼントしました。
優勝チームインタビューは高専マガジンの記事で公開されておりますので、こちらをご確認ください!
どのチームも面白いアイデアで、たった3日の開発で作ったとは思えないものばかりでした。
参加者の声
福島高専 新妻さん
メンターがついてくれていたので、技術面をサポートしていただけてよかったです。最初僕たちのチームのアイデアが良くなかったのですが、メンターの方に指摘していただいたおかげで、いい方向に進んだなと思います。
あと、これまでは個人開発がメインだったこともあり、ランダムでチームを組んで開発するような経験はありませんでした。なので今回は、共同開発のやり方とかを教えてもらうことができて、いい経験になりました。
苫小牧高専 水野さん
このハッカソンでは、discordでやり取りをすることになっていました。discordでは、誰がオンライン状態で活動しているのかとかがわかりやすくて、オンラインでも他のチームの動きが少し感じられるようになっているので、よく考えられているなと感じました。
これまでハッカソンに参加したことは無かったのですが、本当に参加してよかったと感じました。
メンターがすごい。技術的なサポートをしっかりしてくれました。でもさらに、チームメンバーがすごい。どんどん加速して開発していけました。
オンラインでも意外とスムーズに開発できるんだなと感じました。でもやっぱり、オフラインのハッカソンに参加したいですね。(笑)
熊本高専 川上さん
メンターが一人ついてるのは珍しいですよね。社員さんも高専卒の人だから、気軽に話せました。実際の開発を想定しながら相談に乗っていただけたので、勉強になりました。
あとオンラインで開催という点においても、ありがたいですね。地元から出ていくとなると移動時間もかなりかかってしまうので。オフラインの方が良い点もあるとは思いますが、こういうオンラインでの開発も良いなと感じました。
長野高専出身 村田さん
僕たちのチームは、TwoGateインターン生で構成されているチームなので、ハンデとしてメンターがついていません。そこがきついですね。(笑)
オンラインで開発する経験はインターンで経験しているので、他のチームよりはなれていると思います。ですが、オフラインということもあって、他のチームの様子が見にくいので、ちょっと怖い部分もあります。
最後に
時期的な問題もあり、オンラインでの開催となってしまった今回の「TwoGate DevCamp 2020 Spring」ですが、無事に終了することができました。
今後もハッカソンを企画しようと考えておりますので、学生の皆さんはぜひ、参加してみてください!
高専マガジンさんにも、3日間の様子を中心にしたレポートを公開いただいています。
こちらも併せてご覧ください。
https://kosen-magazine.com/twogate-devcamp-2020-spring-report/
TwoGateでは、高専生向けの長期インターンを随時募集しています!
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執筆協力:高専マガジン